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IK multimedia Irig keys I/O 49 購入した理由

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DTMをする上で必須ともいえるMIDIキーボードですが、種類も多く、どれにするか迷った末に IK multimedia社の irig keys I/O 49 を購入しました。
今回はMIDIキーボードの購入を検討している方向けにirig keys I/O 49 を選んだ理由を交えながら解説していこうと思います。
ちなみにIK multimedia社はiOS機器用のオーディオインターフェイスでは先駆者的な存在で、少し前はiphoneやipadのオーディオインターフェイスといえば同社のirigシリーズでした。
その為、今でも高い評価と信頼性を持っており、それを裏付ける様にAppleの公式サイトでも取り扱いされています。

購入の決め手

まず早速、結論を言います。
購入の決め手となったのは次の4点。

・オーディオインターフェイスを備えている。
・鍵盤数
・サイズ
・付属ソフトウェア音源

ではなぜ決め手になったのか?
その辺りについて詳しく説明していきます。

貴重なオーディオインターフェイス(以下、I/Oと表記)内蔵タイプのMIDIキーボード

 個人的にはこれが一番のポイントでした。
と、いうのもPCやiPhone、に楽器を接続する為には、I/Oが必須なのですが、私は持っていませんでした。
勿論、すでにお持ちの方も多いと思いますので、そこはご自身の環境に合わせて検討いただいて大丈夫です。
さて、このI/O内蔵のMIDIキーボードですが、実はほとんど存在しないのです。
irig keys I/O 49 の他に、兄弟機である25鍵タイプ、後、ローランド製が1機種、それぐらいしかないのです。
その為、決め手云々以前に、I/O内蔵タイプが欲しいと思った時点で選択肢はなかったとも言えます。(笑

鍵盤数

 これは用途によって求める物が変わる部分ですが、私の場合は簡単なコード伴奏を弾きながらメロディーラインを作っていく事を前提に選びました。
メロディーラインの打ち込みや単純な和音入力を分けて作業するのであれば25鍵も有りと思いますし、37鍵であれば25鍵よりも少し余裕を持った音域をカバー出来ます。
また、完全に演奏している感覚での使用を前提にされるのであれば、61鍵や88鍵を選ぶと良いと思います。
鍵盤数については完全に個人の用途に依存しますので、ご自身の想定している環境を基準に判断していけば良いと思います。
ちなみに私は現時点ではピアノは全く弾けません(笑)が、将来的にそういう使い方をしたいから、という理由で49鍵を選びました。参考までに(笑)

サイズ

 単純に置き場の問題。
私の作業スペースは幅が約60cmのPC机なので、あまり大きな鍵盤だと置けないし、邪魔になります。
その問題をギリギリ及第点に抑えてくれた優れものがirig keys I/O 49なのです。
私が調べた49鍵の中では、一番、コンパクトでした。
この製品に出会わなければ、私は37、もしくは25鍵で妥協するしかなかったと思いますし、I/O内蔵に拘った場合は選択肢は全くなかった事でしょう。

付属ソフトウェア音源

 DTMで作曲する上で重要なウェイトを占めるのがソフトウェア音源。
PC上で色んな楽器の音を自由に使うことが出来るのはDTMの醍醐味の一つです。
けれど、一口にソフトウェア音源と言ってもその種類は非常に多く、しかも各ソフトウェア音源にも個性というか、特徴があったりもします。
シンセでの音作りに精通している方は自分好みの音を一から作り上げることも可能ですが、大半の方は色んな音源のプリセットからイメージに近い物をピックアップし、それに手を加えていく方法をとっていると思います。
つまり、ソフトウェア音源があればあるほど、作れる音色の幅が広がります。
irig keys I/O 49には単体で購入すると総額7~8万円くらい掛かる音源が付属しています。(MIDI key本体より高いんですが…)

残念だったところ

 以上が私がIirig keys I/O 49を購入した理由ですが、勿論、残念だった点もありますので、それについても触れておきます。
・ワイヤレス(Bluetoothやwi-fi)非対応。
・同梱されているケーブルのみではUSB-Cで使えない。
以上ですが、この2点については、分かった上で購入していますので、残念ではあれども購入して損をしたと言った感覚ではありません。
それにワイヤレス機器は、レイテンシーの遅延が予想されますので、もしかしたらにBluetooth対応していても有線で使用していたかも知れません。
USB-Cについても、購入時に変換アダプタも併せて購入しましたし、世の中、まだまだUSB-Cに対応仕切れていないので、変換アダプタを持っておくのも悪くないです。
(既に持っている方の方が多いと思いますが…。)

まとめ

 実際の使用感についての説明は難しいですが、使用してみた感想としては満足です。
日本語のマニュアルも用意されていますので、使用方法がわからないということもありませんでした。
(付属のソフトウェア音源は日本語マニュアルはなさそうです。)
MIDIキーボードは種類が豊富で初めて購入を検討されている方は色々と迷うと思いますが、参考になれば幸いです。