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退職代行について考えてみた。

退職代行

退職代行とは?

退職代行とはそのままですが、勤め先に対して本人の代わりに退職の意思を伝える事です。数年前から流行り始めたようです。

法律的に問題ある?

せっかく行政書士試験の勉強をしていますので、法律的な側面から考えてみたいと思います。結論、違法ではありません。ただし、注意が必要な点がありますので、そこをお伝えしておきます。

紛争に関わる問題の代理業務は弁護士しかできません。

基本的に、退職するという行為は労働契約の解消であり、法律的には労働者側からの申し入れでいつでも解消することが出来る為、労働契約解消の意思表示するだけです。そのため、退職代行業者でも扱うことができています。これは、単純に契約解消の意思表示をするという、御使い的な側面で成立している訳です。ではここで、何かしらの問題が発生した場合はどうでしょうか?例えば、未払い賃金があったり、有給が沢山残っていて消化出来ないず、買取を要求したい場合などです。この場合、この点に対する交渉は弁護士にしか出来ない事になります。退職代行業者には特別な資格がないまま、代行業務のみで営業されている業者も多数あり、問題が発生しない場合は特に問題なく退職できると思いますが、退職に際して会社に対して何かしらの交渉を検討されている場合は弁護士が所属している業者を選定する方が良いと思います。(若干、割高になる様です)

退職問題は今後も続くと思われます。

昨今、人手不足が顕著であり、退職に関する問題事は今後も続いていくのではと思っています。この件については、別途、時間のある時にまとめてみたいと思っていますが、退職代行が流行っているのも頷けます。。個人的には出来れば代行業者を使うのは避けた方が良いと思っていますが、今、どうしても会社を辞めたいと思っている方は検討してみてはいかがでしょうか。

 

それではまた!