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行政書士資格取得への道 〜その2〜『行政書士資格試験の概要』

行政書士試験の概要

行政書士試験の概要についてまとめておきます。これから受験を考えている方は参考にしてください。

  • 試験は300点満点で、180点で合格。(6割で合格)
  • 科目は大きく分けて2種類、「法令」と「一般知識」
  • 一般知識にも合格基準点が設定されている(俗にいう足切です)ため、一般知識で基準点未満の場合、仮に法令科目だけで180点超えたとしても合格できない!
  • 法令科目は「憲法」「行政法」「民法」「商法(&会社法)」「基礎法学」の5種類があり、問題数(配点)は「行政法」が1番高く、次いで「民法」となり、この2科目が最重要。
  • 記述問題は3問で、行政法から1問、民法から2問で、配点は各20点の合計60点。

ざっくりとこんな感じです。補足で試験時間は3時間、問題数は60問。つまり、1問辺り3分の持ち時間となる訳ですが、正直、かなりきついです。時間配分に気をつけないとマジで間に合いません。

何から取り組むべきか

初受験の場合、何から取り組むべきか?これは色々と個人の状況によって違うと思いますので、初学者に限っての話をさせてもらいますが、まずは法令科目の試験範囲全体を読み進める事です。わからない事や理解出来ない内容も多いと思いますが、取り敢えず読み進めて行きます。現段階では理解出来なくても問題ないです。そして一通り目を通し終わったら次は問題集。問題集にも色々と種類があるので、迷うところですが、まずは過去問集が良いと思います。脚別ではなく、択一式で掲載されている過去問がいいと思います。今から勉強に取り掛かっている方であれば、まだ時間があるので、択一式問題集を、参考書で調べながら解いてみる事をお勧めします。取り敢えず、5年分くらい解いてみれば十分だと思います。ここまで進めれば頻出の問題や、引っ掛けの問題の傾向などが何となく掴めてくると思います。その次は脚別過去問に取り組むのが良いかと思います。脚別過去問は過去問の択一の1脚ごとの正誤を解いていく問題集です。初めはかなり難易度が高いと思いますが、まずは解くのではなく、問題と解説を読むだけで十分ですが、その際、問題と解説を読み、解説で理解出来ない部分は参考書で調べてチェックしていく様にしてください。物凄く時間がかかりますが、その分、力が付きます。大切なのは、正誤判断ができる事ではなく、問題の趣旨を理解し、その問題の何処がどう違うのかがわかる様になる事。これが出来れば、逆の問われ方をした場合でも正誤判断可能ですよね?

毎日続ける事が何より重要!

さて、ざっくりとした学習方法を紹介しましたが、当然、これでも十分ではないです。まだまだ道のりは長く、モチベーションが保てない時期も必ずあると思います。そこで一番重要なのが、毎日続けること。特に今。まだまだ本番まで時間がある上、やる気も最高潮のこのタイミングで、学習する事を習慣化する事。習慣化できれば、モチベーションが落ちた時も苦もなく勉強を続けていく事が出来るはずです。私の場合は、6月〜7月辺りにモチベーションが低くなりましたが、毎日続けていた甲斐あって、やる気に関わらず学習を進めていくことができましたので、皆さんも是非、今のやる気がある内に習慣化を目指してください。どうしても時間が取れない日もあると思いますが、僅か5分でもいいので、「やった」という実績を積み重ねること、これが重要です。

日々の努力が自信を産む?

さて、ここまで偉そうに書いてきましたが、当の私自身、まだ合格していません(笑)前回の受験まで、1日も欠かさず勉強を続けていましたが、それでも力不足を痛感しました。そして、後々、記事にすることになるとは思いますが、直前期になると、絶対に不安になります。一生懸命に努力した人ほど不安に駆られ、おそらく自信も無くなってきます(笑)そしてその不安がモチベーションになる時がやってきます。自信満々で受験し、且つ合格できる、そんな人はほとんどいません。SNSなどでたまに見かける事はあるかも知れませんが、4〜5万人の受験者の中でほんの数名の話。合格者でも9割上の人は自信がないまま、不安なままで受験している。この事実を忘れずに、自分だけが不安なんだと呑まれることがないよう、一緒に頑張って行きましょう!

 

ではまた次回!